起立性調節障害

近年、中学生や高校生に急増しているのが起立性調節障害です。

本人はもちろんですが、我が子を何とかしてあげたい、学校に行けるようにしてあげたいと悩まれているご家族が増え続けています。

薬やカウンセリングなどを試したけども効果が感じられず何とかしてあげたいという気持ちで当院にご連絡をくださる方がほとんどです。

起立性調節障害で悩んでいるご家族の方はこのまま読み進めてください。

症状は人によって様々ですが、今までの経験上起立性調節障害のお子さんには以下のようなカラダの特徴があることが多いです。

起立性調節障害は体内バランスを調整している内分泌系、自律神経系、免疫系のバランスが崩れて交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってしまった状態です。

症状を改善させるには「脳脊髄液の循環」「副腎疲労」「カラダの歪み」を正しい状態に戻し自律神経が働きやすい環境にしてあげることが重要です。

頭蓋骨が歪んで硬くなると脳脊髄液の流れが悪くなってしまいます。

脳脊髄液は全身の神経伝達に影響を与えますので自律神経の機能低下に繋がります。

機能が低下していれば「交感神経」と「副交感神経」の切り替えがうまくいかなくなってしまいます。

血圧が低いから薬で上げるのではなく、頭蓋骨の歪みを調整して脳脊髄液の循環を改善することで脳内から出ているホルモンの分泌を促します。

次に疲労を起こしている内臓を調整して内分泌系の臓器、免疫系の臓器の機能向上を目指します。

内臓疲労を起こしているお子さんは姿勢が悪く猫背になっていることが多いですが、姿勢を正そうとしても内臓疲労を起こしている臓器が下垂して重しになっているためいくら骨格だけの調整では姿勢は改善しません。

内臓疲労を起こしている臓器を調整してあげれば重しが取れるので自然と姿勢は良くなります。

また内臓機能が上がれば必要な時に体内からコルチゾールが分泌されるようになります。

起立性調節障害のお子さんに多いのが猫背などのカラダの歪みです。

脳からの指令は背骨の中を通って臓器や筋肉に伝達されますがカラダが歪んでいると神経伝達がうまくいかず不調となって現れます。

脳脊髄液も脳から背骨を通って流れていますので、歪みがあると循環不良になってしまいます。

これらを改善してあげることと「生活習慣の見直し」をすることで起立性調節障害の症状は改善します。

この症状は本当に治るのか？いつになったら治るのか？毎日症状で苦しんでいるお子さんを見ているといろんな不安が出てくると思います。

薬や病院で改善しなかった症状が整体院で改善するの？そう考えてしまうのは正しいと思います。

頭蓋骨の歪みや内臓機能を整えてあげれば必ずカラダは変わります。

お子さんが自分で調べて病院や整体院を見つけて電話をしてくることはありません。

すべてご家族の方が調べて決断されています。

起立性調節障害の症状を改善させるにはご家族の協力が必要です。

見た目ではわからない症状、他人には理解してもらえない症状で苦しんでいるのを助けてあげられるのはご家族だけです。

この症状は病院で診察をしてもらって薬を飲んで回復するのを待つのが一般的です。

しかし回復するのはごく一部でほとんどの子供は倦怠感や頭痛の症状が進み学校に行けなくなっています。

学生時代は人生の中ではたった数年ですが、友達との思い出や部活での経験などは一生心に残るものです。

その大切な数年間を何とかしてあげたいと私は思っています。

起立性調節障害の症状で学校に行けない、毎日が辛い、何とかしてあげたいと思っている方はご連絡お待ちしております。