副腎疲労症候群

副腎は左右の腎臓の上にある三角形の形をした臓器で、ストレスホルモンを分泌している場所です。

ストレスを感じると副腎が頑張って抗ストレスホルモンを分泌します。

しかし、副腎から分泌しているストレスホルモンの分泌量が低下してストレスに負けてしまうと副腎疲労からくる様々な症状が現れます。

睡眠や休息が足りているにも関わらず慢性的な疲労感やだるさ、やる気が出ないなどの症状がある場合、副腎を含めた内臓全体の機能が低下している可能性が考えられます。

副腎は性ホルモンも分泌しているので副腎疲労を起こしていれば、女性ならＰＭＳ（月経前症候群）がひどくなることもあります。

副腎疲労が深刻化すると場合よっては「うつ」のようになることもあるそうです。

副腎の機能が低下することで副腎ホルモンの分泌が低下し、それによって様々な症状が引き起こされます。

一般的に副腎疲労は抗ストレスホルモンを分泌し続けた状態が続き疲労を起こしたと言われていますが、そんなにストレスを受けていない方も副腎疲労の症状で悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。

本当にストレスが原因で副腎疲労を起こしているのか？

元々副腎自体が疲労している状態だったら抗ストレスホルモンを分泌することができず副腎疲労の様々な症状を引き起こしてしまうのではないでしょうか？

・食塩の摂りすぎで副腎が委縮している

・体内の炎症を抑えるホルモンを分泌して疲れている

・脳疲労の影響で副腎が疲れている

元々疲労していればちょっとしたストレスでも副腎は大きなダメージを受けてしまいます。

副腎は食塩の摂取量が多いと委縮して機能が低下することがわかっています。

現代人はレトルト食品や外食、コンビニ食など食塩（塩分）の摂取量が多いため知らないうちに副腎がダメージを受けています。

その状態では本来の副腎の働きができず上記で記載したような症状に繋がってしまいます。

内臓はいろんな臓器が連動して働いているので副腎疲労を起こしている方は他の内臓機能の低下も考えらます。